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ミニもの

ドールハウスなどの主に1/12サイズのミニチュアを製作

ミニチュア製作向けのプリンターの選び方

ミニチュア作りの材料・道具


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前回の基本的なインクジェットプリンターの選び方の続き。

今回は、ミニチュア製作や模型製作に特化した内容で解説を…。

・紅茶染めやコーヒー染めをしたい!

布や紙を、紅茶やコーヒーで染めて、アンティーク感を出す方法があります。いわゆる紅茶染めや、コーヒー染めと呼ばれる方法です。

ミニチュアだと、古地図や古書のページを作ったり…、でしょうか。前回のプリンター解説記事でも触れていますが、こういった用途であれば、染料インクは、水でにじむので、染料インクのプリンターは不向きです。

最近のプリンターは、『黒インクだけは、顔料インク』という機種が多いので、黒文字や、黒のみの図案ならばOKかもしれません。しかしながら、カラーインクも使いたい場合は、カラーインクも顔料インクである必要があります。

エプソンで言えば、PXシリーズのインクは、全色顔料ですから、このような用途には向いているでしょう。

・厚紙やプラバンに印刷したい!

世の中には、インクジェットプリンタ対応のプラバンが存在します。

こういったプラバンや、厚紙への印刷を考えた場合、『背面給紙』型のプリンターが有利でしょう。

基本的なインクジェットプリンターの選び方

↑給紙の図。プリンターを横から見た図です。図の左側が前方、右側が後方。

前面給紙タイプだと、どうしても曲がる動作が発生しますので、厚紙やプラバンを印刷する際は、詰まる可能性や、折れる可能性も高くなりそうです。場合によっては、厚紙やプラバンが、曲がったり、反ったりした状態にもなりかねません。

・トレーシングペーパーに印刷したい!

世の中には、インクジェットプリンタ対応のトレーシングペーパーが存在します。

これも、できれば『背面給紙』タイプのプリンターが理想かもしれません。紙が薄いと、紙を送るときに、詰まったり、かんだりするので…。

あと、上記のトレーシングペーパーは、染料インク向けなので、染料インクタイプのプリンターであることも条件です。(ちなみに、エプソンのEPシリーズは、全色染料。)

・布に印刷したい!

世の中には、インクジェットプリンタ対応の布が存在します。

アイロンで圧着するタイプでなくて、純粋に布地です。

上記製品は、顔料・染料どちらでも対応するようです。台紙付きなので、前面給紙型のプリンターでも、(比較的に)大丈夫でしょう。

・透明なシートに印刷したい!

世の中には、インクジェットプリンタ対応の透明なシートが存在します。

OHP用の透明シートです。

余談ですが、最近の若い方には、『OHP』という言葉が通用しません!今は、プロジェクターとパワポ(スライドショーが制作できるソフト『パワーポイント』の略。)の時代のようです…。

印刷できる、この透明シート(OHPフィルム)は、レジンアクセサリー製作などでは、割りとメジャーな存在でしょうかね。

値段は高いのですが、ミニチュアの透明パッケージ作りにも威力を発揮します。

ちなみに、上記製品は、染料インク対応なので、染料インクのプリンターが必須です。

個人的には、この製品、いつ無くなってしまうのか…、と心配しております。たぶん、OHPって、これからもっと希少になりますよね…。

・転写シールを使いたい!

ミニチュア製作では、けっこうメジャーな製品でしょうか。下地が透明と、白いタイプが存在します。

転写シールは、染料インクを使うケースが多いようです。上記の製品も、染料タイプですから、染料インクのプリンターが必要でしょう。

・オリジナルのマスキングテープを作りたい!

自作のマスキングテープを作る場合は、下記の製品がオススメです。

この製品、調べても、よくわからなかったのですが、おそらく顔料でも染料でも大丈夫そうですね。(レビューなどを読む限り。)

マスキングテープを利用した、ミニチュアの作り方って、まだ公開していないんですが、いつか機会があれば…。

・A4用紙以下の、はがきサイズやL判などを印刷したい!

これまでは、A4用紙が前提の話だったのですが、ハガキサイズなどの小さな用紙を印刷する場合、手差し印刷が可能な、背面給紙タイプのプリンターが無難かもしれません。前面給紙だと、うまく印字できないケースや、そもそも小さいサイズの用紙は、動作保証対象外の場合もあったりしますので…。

私は、エプソンの顔料インクプリンター『PX-045A』と、染料インクプリンターの『EP-306』を持っていますが、どちらも前面給紙・背面給紙が可能なタイプのプリンターです。

以上、用途を考えた場合の、プリンターの選び方でした!