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ミニもの

ドールハウスなどの主に1/12サイズのミニチュアを製作

色で悩む方への希望の光!書評:『粘土で作るミニチュアフードのレストラン』

書評


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色で悩む方への希望の光!書評:『粘土で作るミニチュアフードのレストラン』

ついに発売になりました。ブティック社から発刊の『粘土で作るミニチュアフードのレストラン』。

1/6から1/12スケールのミニチュアフードの作り方(計206点)が網羅されています。この書籍に、作品と作り方のレシピを公開されているのは、下記の有名作家の方々です。(書籍掲載のURLから抜粋。Webサイトもしくは、ブログへのリンクになります。)

» Milky Moca's Kitchen   ミニチュア制作日記さん » ふくっちさん » Choco a Poco トップページさん » ちょび子のミニチュアレストラン - ちょび子のミニチュアレストラン 樹脂粘土で作る12分の1サイズのミニチュアフードさん » Yummy♪TITADECOさん » ミニチュア テディベア ~ KLEIN KLEIN ~さん » キミドコロさん

そうそうたる豪華な作家さん達。この内容で、1050円という価格は、大いなる驚きです。

本書の目次と言いますか、構成は以下の通り。

◆ Bread (パン) ◆ Fast Food (ファストフード) ◆ Cafe (カフェ) ◆ Western Food (洋食) ◆ Italian Food (イタリア料理) ◆ Japanese Food (日本食) ◆ Noodle and Donburi (麺と丼) ◆ Chinese Food (中華料理) ◆ Ethnic Food (エスニック料理) ◆ Liquor and Appetizer (お酒とおつまみ) ◆ Sweets (スイーツ) ◆ Japanese Sweets (和菓子) ◆ Cheep Sweets (駄菓子) ◆ Food Stall (屋台) ◆ Fruits (果物) ◆ LocalDishes and Sweets (ご当地メニュー) ◆ Foods Of The Seasons (季節の食べ物) ◆ テクニックガイド ◆ 掲載作品の作り方

テクニックガイドまでは、カラーページ。作品の作り方解説は、モノクロページという構成です。(この辺りは、既刊のミニチュアフードBookのような作り。)テクニックガイドでは、嬉しいことに、型取り用シリコンやレジン、転写シールなどの解説もあります。

ちなみに、既刊のブティック社の書籍レビューは、以下をご参考下さい。

» 書評:『ミニチュアフードBook ねんどで作る1/6サイズのかわいい食べ物』 » 書評:『ミニチュアフード ねんどで作る1/6サイズの小さなごちそう』 » 書評:『ミニチュアフード86点 ねんどで作る1/6サイズの小さなごちそう』

色で悩む方への希望の光!書評:『粘土で作るミニチュアフードのレストラン』

既刊の書籍は、1/6サイズのミニチュアが中心。今回の書籍は、1/6だけでなく、1/12サイズもありますから、スケールのバリエーションも豊富になっています。

そして、個人的に1番驚いたポイントが…。それは…。

彩色・着色に使っている絵の具・塗料が具体的に公開されていること。

これは、かなり貴重な情報だと思います。革命的な試みと言っても過言ではないでしょう。

既刊のミニチュアフードBookでは、「こげ茶の絵の具で着色。」や「黄緑に塗る。」などの、ざっくりとした解説だったのですが、今回は違います。掲載されている情報の一例を挙げると…。

「プロスアクリックス(チェリーレッド)」 「セラムコート(ダークブラウン)」 「ターナーアクリルガッシュ(ジェットブラック)」 「ホルベイン透明水彩(サップグリーン)」 「リキテックス(ゴールド)」 「タミヤカラー(スモーク)」

…といった具合に、作品によって使用する、具体的な絵の具・塗料の種類・色相が掲載されています。もう、これだけでも、この本を買う価値があるでしょう。船底塗料からダイソーの絵の具まで、幅広く塗料の在庫のある我が家ですが、持ってない色もあったので、買ってみようと思いました。(ホルベイン透明水彩絵の具は、5mlの少量で、値段も安くないのですが…。もう少し透明水彩も揃えてみます。)

他にも、ニスの種類や、使用している素材も細かく載っていますので、かなり参考になるはずです。個人的には、実験してみたい事柄の片鱗が掲載されていて、「うーん、やっぱり。」と唸る部分もあって、1050円という価格以上の価値ある1冊となっています。本当にオススメの書籍です。

ただし、夜中に見るのは避けたほうが良いかもしれません。作品の写真を見ていると、お腹が空いてきますから…。